生き様

「屈折」していた幼少期

私のこれまでしてきたことや大人になってからの性格形成を語るには、幼少期を知ってもらえれば納得しやすいかと思います。

これからの活動を伝えていくにあたり、要所要所の出来事を時系列で記事にしていきます。

 

【最初の記憶から園児まで】

最初の記憶

私の最初の記憶は、2歳の時の出来事です。

父が大切にしていたレコードプレーヤーで遊んでいたところ、誤って壊してしまいました。

その時の父の怒りが強烈に印象に残っています。

幼稚園の頃になって記憶として整理できたのですが、大人は小さい子に対しても、こういうことで怒るのだと学びました。

 

母親を困らせたくないけれど納得できない

幼少期、兄弟が主張が強く、私は母親を困らせたくない一心で欲しいものを我慢していました。

ある日、母と買い物に出かけておもちゃ屋の前を通った際、勇気を出して「おもちゃが欲しい」と伝えました。

母は「帰りに買おう」と言ってくれましたが、帰り道でそのおもちゃ屋を通ることなく、私は納得できず座り込みました。

母は怒って私を連れ帰りことでどういうことか薄っすら理解しました。

(行きに有ったおもちゃ屋が帰り道になかった意図は大人になってから知りました💦)

 

はじめて「仮面」を付けたとき

幼稚園の年中さんの時に、お弁当を忘れた私は、先生に知られたくなくて、食べたふりをしました。

「逃避の仮面」を付けることを覚えた瞬間です。

先生が気づいてパンを買ってくれましたが、その優しさに甘えることができず、翌日すぐにお金を返しました。

この経験から、情けをかけられても解決しないのなら知られない様に目立たなくしようという考えを持っていることと、若い先生だから負担をかけたくない気持ちがあるのに気づきました。

 

子どもなら許されると確信をもって小ずるい発想を持ったとき

幼稚園の年長さんの時、私は無邪気を装って先生のスカートの中に入りました。

「子どもだから許される」と確信しての行動でした。

また、好みの先生に抱きつくなど、小ずるい発想を持っていました。

この時期に、自分を無邪気に見せれたら多少のことは許される内心の狡さがあることを実感しました。

 

略奪されたみたいな感覚を覚えたとき

父の姪のお姉ちゃんが私を可愛がってくれていて、私は彼女に淡い恋心を抱いていました。

しかし、彼女が結婚することになり、その知らせを受けた時、私は大きなショックを受けました。

 

「何で?」「あれは嘘だったの?」という感情が渦巻き、子どもながらに裏切られたと感じました💦

 

【小学生以降】

「子ども好き」をアピールするしているけど、本心じゃないと思ったとき

小学校低学年の時、叔母とその彼氏が私と兄を映画に連れて行ってくれました。

 

私は彼らの優しさに感激しましたが、後で父からお金を受け取っている場面を目撃し、幻滅しました。

この経験から、大人の行動に対する子ども心の期待と現実のギャップを痛感しました。

 

子ども心を無下にする父

小学3-4年生の頃、父の日にネクタイをプレゼントしました。

 

しかし、父は「寿司屋がネクタイなんかせえへんやろ、いらんわ」と言い、私の気持ちを無下にしました。

また、誕生日にプレゼントした靴もサイズが違うと言われ、嘘のサイズを教えられていたことを知りました。

この経験から、プレゼントする側の気持ちを尊重し、自分は大人になったら同じことをしないようにすると誓いました。

(とはいいつつも、大人になって私も同じようなことをしてしまうのですが)

 

  • この記事を書いた人

F氏

小規模事業主

-生き様
-