生き様

就職が決まらずバイトから

就職がなかなか決まらない中、まずはアルバイトからでも入社し、社員に昇格できればと考えました。

経験も知識もない分野ですが、臨床検査会社の病院へのルートセールスの求人に応募し、入社することになりました。

入社初日は阪神淡路大震災被災の日で、会社が営業しているのか心配でしたが、出社可能な人は全員出社していました。

ただ、水道管が破裂して社内が水浸しだったため、午前中は水を社外に出し、濡れたところを拭く作業をしていました。

その後、午後からは通常通りルートセールスを行ったのには驚きました。

 

感謝のない、ダメな人材

当時の私は、せっかく得た仕事にもかかわらず、いかに楽して残業代を稼ぐかばかり考えていたダメな準社員でした。

目の前の仕事を深く理解しようともせず、日々時間だけが過ぎていきました。

こんなことを言うと会社の人に申し訳ないですが、私はその仕事に関心を持てず、やりがいを外で求めていました。

入社して2年経った27歳の頃には、起業の準備をして、うまくいったら起業しようと考えるようになっていました。

  • この記事を書いた人

F氏

小規模事業主

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